援むすび山口

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ゆめほっぺ

「ゆめほっぺ」は山口県オリジナルの柑橘品種で、「清見」と山口県原産の「吉浦ポンカン」を掛け合わせて育成され、平成16年に商標登録されました。果実は180~200gと大きく、糖度が高く甘みが特徴です。食感はプチプチとした弾力があり、簡単に皮がむけて柔らかな中袋ごと食べられるのが魅力です。出荷は3月から4月にかけて行われます。

食べ方

ゆめほっぺはそのまま食べるのが最もおすすめで、甘みと食感を堪能できます。サラダやデザートに加えても美味しいです。

選ぶポイント

鮮やかな色で皮にハリがあり、ずっしりと重みのあるものが新鮮です。

垢田トマト

垢田トマトは、下関市の垢田地区で栽培されるトマトで、糖度と酸度のバランスが良く、果肉が厚く甘みが強いのが特徴です。水を控えて栽培するため、小ぶりで濃厚な風味が楽しめます。栽培には農薬を減らし、完熟での収穫などのこだわりがあり、地元だけでなく広く人気があります。出荷時期は3月下旬から6月末です。

食べ方

そのままスライスしてフルーツ感覚で楽しむのがおすすめです。サラダやピザのトッピング、パスタソースにも最適です。

選ぶポイント

皮にハリとツヤがあり、ヘタが青々としているものが新鮮です。また、お尻にくっきりと割れ目が入っているものを選ぶと良いでしょう。

メバル

メバルは春に旬を迎える魚で、大きな目が特徴です。岩礁帯に棲み、体色は環境によって黒から赤まで様々なため、クロメバルやアカメバルと呼ばれることもありますが、同じ種類の魚です。メバルは卵ではなく4~5mmの稚魚を産む「卵胎生」で、山口県沿岸の日本海や瀬戸内海で刺網や釣りで漁獲されます。

食べ方

メバルは煮付けが有名で、手早く煮上げると旨みが引き立ちます。また、唐揚げにする場合は中骨を取ってから揚げると食べやすいです。

選ぶポイント

新鮮なメバルは目が澄んでいるので、購入時の目安にすると良いでしょう。

マダイ

マダイは「魚の王様」として日本で親しまれてきた魚で、特に桜の咲く4月に美味しさと美しい色で「桜鯛」と呼ばれます。山口県の日本海側や瀬戸内海の「大畠の瀬戸」などで、一本釣りや底びき網漁業、刺網漁業で漁獲され、全国6位の漁獲量を誇ります。養殖マダイは日焼けで黒みを帯びることがある一方、近年の技術向上により、天然に近い美しい養殖マダイも楽しめます。

食べ方

新鮮なマダイは刺身が特におすすめです。また、蒸し物、煮物など和洋問わず多彩な調理方法で美味しくいただけます。

選ぶポイント

鮮度の良いマダイは、目が澄んでいて全体に色が鮮やかです。天然マダイには目の先に2つの鼻の穴があり、養殖放流されたものでは2つの穴がつながっている場合もあります。