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いちご

山口県では、主に「かおりの」という品種のいちごがハウス栽培で12月から6月にかけて出荷されています。「かおりの」は酸味が少なく、爽やかな甘みと上品な香りが特徴です。県内では効率的な高設栽培が普及しており、安定して高品質ないちごを生産しています。
食べ方
新鮮ないちごはそのまま食べて甘みと香りを楽しむのが一番です。デザートやスムージー、サラダなどにも使え、さまざまな楽しみ方ができます。
選ぶポイント
色鮮やかで光沢があり、形がしっかりしたものを選びましょう。ヘタがみずみずしく緑が濃いものが新鮮で、ヘタの周りが白いものは未熟なので避けるのがおすすめです。
アスパラガス

山口県では、温暖な瀬戸内沿岸部を中心にアスパラガスが栽培されています。病気予防や天候の影響を避けるため、主にビニールハウスで育てられており、3月から10月にかけて出荷されます。また、一部の産地では「エコファーマー」として環境に配慮した栽培も行われています。アスパラガスは、疲労回復に効果があるアスパラギン酸を多く含むことから、健康にも良いとされています。
食べ方
アスパラガスはシンプルに茹でたり、焼き物、炒め物にして楽しむのが美味しいです。サラダやベーコン巻きにすると、食感と風味が引き立ちます。
選ぶポイント
穂先がしっかり締まっていて、緑が鮮やかでハリのあるものが新鮮です。切り口に変色がなく、鮮度が高いものを選びましょう。
プチソレイユ

プチソレイユは、ヒメユリとスカシユリを掛け合わせて生まれた山口県オリジナルのユリで、鮮やかなオレンジ色と小ぶりな花(約10cm)が特徴です。「小さな太陽」を意味するフランス語から名付けられ、2004年から出荷が始まり、2005年に品種登録されました。栽培はハウスで行われ、11月中旬から6月にかけて出荷されています。
オススメアレンジメントと選ぶポイント
プチソレイユは香りが控えめで花も小さいため、食卓や普段の生活空間を彩るのにぴったりです。鮮やかなオレンジ色が華やかさを添えるため、結婚式のブーケやテーブルフラワーにも最適です。
葉や花びらに張りがあり、色が鮮明で鮮やかなものを選びましょう。
花言葉
いつもあなたを見守っています
シロウオ

シロウオは体長5cmほどの小さなハゼ科の魚で、「春の訪れを告げる魚」とも呼ばれます。2月から4月の産卵期には、萩市の松本川や岩国市の門前川の河口付近でシロウオ漁が見られ、地域の早春の風物詩として親しまれています。萩市では産卵環境を守るため、川の清掃や産卵用の石の投入なども行われています。
食べ方
シロウオは酢醤油での「おどり食い」が有名です。また、卵とじや天ぷら、茶碗蒸しでも美味しくいただけます。
選ぶポイント
鮮度の良いシロウオは透明感があり、身がしっかりしています。購入時は新鮮で透明なものを選ぶと良いでしょう。