援むすび山口

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夏みかん

夏みかんは江戸時代に山口県長門市で偶然発生し、明治時代以降、士族により栽培が広まりました。昭和29年には県花に選ばれ、現在では甘夏と呼ばれる川野ナツダイダイが主に栽培されています。主な産地は萩市で、4月から5月にかけて出荷され、初夏には萩の城下町を彩ります。

食べ方

酸味がさわやかな夏みかんは、ジュースに絞ると美味しくいただけます。酸味が強い場合は砂糖やヨーグルトと合わせるとマイルドになります。

選ぶポイント

実が詰まって重みがあり、ヘタが付いているものが新鮮で美味しいです。

カーネーション

山口県のカーネーションは下関、防府、柳井などの温暖な地域で栽培され、鮮やかな花色と高い鮮度が特徴です。大正末期から栽培が始まり、本格的な生産は昭和30年代から行われています。カーネーションには、1本に1輪咲くスタンダードタイプと、複数の花をつけるスプレータイプがあります。

オススメアレンジ・選ぶポイント

ブーケや花束に最適で、色鮮やかなものを選ぶと美しいアレンジが楽しめます。選ぶ際は外側の花弁がしっかりしていて、茎がまっすぐで硬く、葉先がきちんとカールしているものがおすすめです。

花言葉

カーネーションの花言葉は色によって異なります。

• 赤 …「あなたの恋を信じる」または「健康を祈る愛」

• 絞り …「愛の拒絶」

• ピンク …「あなたを熱愛する」

• 白 …「私の愛情は生きている」

アオリイカ

アオリイカは暖かい沿岸に住むイカで、山口県では「ミズイカ」や「モイカ」とも呼ばれています。外套長が最大40cmほどに成長し、柔らかい軟甲を持つのが特徴です。産卵期の5月から6月に山口県沿岸に集まり、定置網や釣りで漁獲されます。ルアーフィッシングの対象魚としても人気です。

食べ方

新鮮なアオリイカは刺身で食べると甘みが際立ち、最もおすすめです。天ぷらや煮付けでも美味しくいただけます。

選ぶポイント

身に透明感があり、模様がはっきりしたものが新鮮です。生きている場合、触れると色が変わるイカが良品です。

アカエビ

山口県では、アカエビ、サルエビ、トラエビ、キシエビの4種類が「アカエビ」と呼ばれ、体長10cmほどの小型のエビ類が多く漁獲されています。瀬戸内側で小型底びき網漁業によって漁獲され、宇部市や山口市、周南市で主に水揚げされています。

食べ方

大きめのアカエビは塩ゆでや刺身で楽しめ、小さめのものはかき揚げや唐揚げが適しています。また、酢の物やエビ団子、干しエビやエビせんべいなどの加工品としても人気です。

選ぶポイント

鮮度が重要なため、生きたものや頭がしっかり付いているものを選びましょう。黒ずんでいるものは避け、購入後は手早く調理すると良いです。