地域の情熱で育まれる柳井市
皆さん、こんにちは。地産地消プロデューサーのBOSSです。今回の援むすび山口とトライアングルのコラボ企画「トライアングル12月号柳井市編 地産地消リレー」は、柳井市の未来を担う井原健太郎市長とのインタビューを通して、柳井市の魅力や地域を支える素晴らしい取り組み、そして市長の人柄に触れる機会をいただきました。

自由な発想と市長としてのスタンス
インタビューの始まる直前、驚くべき出来事がありました。通常、井原市長は中央の特別な椅子に着席されるのですが、なんと誤って私がその椅子に座ってしまったのです! その瞬間、会場に笑いが広がり、市長もにこやかに「こうした自由な環境こそが、誰もが平等に意見を交わせる基盤だ」と話してくださいました。このエピソードは、形式にとらわれず市民と対話する市長の姿勢を象徴しており、柳井市の温かさを如実に感じさせるものでした。




柳井市の地産地消と特産物の魅力
井原市長は、柳井市が地産地消の精神に満ちた街であることを力説されました。
江戸時代から続く伝統の味「甘露醤油」、栄養豊富な山菜の王者「自然薯」の人工栽培の発祥地としての誇り、そして釣り大会で多くの人々を魅了する「鯛」。さらに、市街を一望できる「茶臼山古墳」からは、瀬戸内海や平郡島、四国まで広がる絶景が堪能でき、訪れる人々の心に深い印象を与えています。
また、かつては捨てられていた青いみかんを活用した「橘香酢(キッカス)」。この橘香酢を使った「柳井の名産・鯛寿司」は、爽やかな酸味が鯛の旨味を引き立て、柳井市の食文化を象徴する逸品として、多くのファンに支持されています。

スポーツが生む熱気! 柳井の若き力
柳井市はスポーツ面でも地域を盛り上げています。地元出身の河村勇輝選手がNBAのメンフィス・グリズリーズで活躍し、全国的な話題となっているほか、柳井商工高校の女子バドミントン部は全国大会で8連覇を果たしました。
また、平成20年度から学校給食で地元産の米100%使用が徹底され、子どもたちが毎日の食事を通して地元の恵みを学ぶ姿は、次世代への大きな希望となっています。


愛らしい金魚ちょうちんと全国へ広がる魅力
柳井市と言えば、何と言っても「金魚ちょうちん」。江戸時代から伝わるこの伝統工芸品は、近年SNSなどで話題となり、毎年開催される「柳井金魚ちょうちん祭り」では、白壁と青空に映える日中の光景、そして夜には優しい灯りに照らされた幻想的な風景が、多くの帰省客や観光客の心を打っています。

観光振興と未来への架け橋
井原市長は、柳井市の観光資源についても熱く語ってくださいました。
「柳井市は自然と歴史、そして日常の生活が融合する地域です。『茶臼山古墳』や鯛釣りの遊漁船、そして大畠から柳井へ向かう電車旅では、美しい夕景や瀬戸内海の多島美、橋と海と鉄道が織りなす絶景が楽しめます。これらの風景は、テレビCMにも採用され、全国にその魅力が伝わっています」と、市長は語り、柳井市の未来へのビジョンを明かされました。

持続可能な地域プロジェクトと夢の実現
柳井市では、地域住民が主体となり「地域の夢プラン」を推進しています。市内の日積地区にある「ふれあいどころ437」は、住民が夢見た農家レストランとして10年以上にわたり愛され、地域の新たな地産地消モデルとなっています。

また、インタビュー中、市長は次回の地産地消リレーの紹介のため、その場で阿武町の花田町長に電話をかけるなど、地域との連携に積極的な姿勢を示されました。さらに、フラワーランドでは井原市長が挙式されたお話もあり、地域の花々が大切な節目に人々の心を彩る様子が印象的でした。


柳井市の誇り ― 橘香酢と鯛寿司の絶品コラボ
また、地域の新たな取り組みとして、かつて捨てられていた青いみかんを活用して作られた「橘香酢(キッカス)」があります。
この橘香酢は、地元特産品として多くのリピーターやファンに愛され、今や柳井市のプライドのひとつとなっています。さらに、この橘香酢を使い仕めた「柳井の名産・鯛寿司」は、鯛の旨味と橘香酢の爽やかな酸味が絶妙に調和した逸品です。訪れる方々に、柳井市ならではの贅沢な味わいを提供し、地域の食文化を象徴する存在となっています。

次世代へ受け継がれる地元愛と未来への希望
柳井市は、学校給食で地元産の米を100%使用する取り組みなど、次世代の健康を支える施策を実施するとともに、地域住民が主体となって地産地消の魅力を伝える教育・啓発活動も積極的に展開しています。これにより、地域の豊かな食文化や伝統が若い世代にもしっかりと受け継がれ、将来的には地域経済の発展にも大きく寄与することでしょう。
援むすび山口ぶっちゃけインタビュー!井原市長の山口愛を教えて下さい

Q1.好きな農林水産物、特産品、加工品は何ですか?
正直に申し上げますと、私は地元で育まれた新鮮な海の幸、地元産のいちごや香り高いレモン、そして手作りの加工品が大好きです。これらは単なる商品ではなく、柳井市の情熱と歴史が詰まった宝物です。
Q2.思い出のソウルフードは何ですか?
私のソウルフードは「中華料理 台湾」の汁そばです。幼少期、家族で訪れた中華料理店で味わった料理は、今も心に深く刻まれています。




Q3.好きな料理は何ですか?
個人的には、鯛寿司は柳井の特産品である「鯛」を使った「鯛寿司」が一番のお気に入りです。柳井の鯛寿司は、地元で獲れた新鮮な鯛を使い、「橘香酢」で味付けをした特別なお寿司で、地元の人々に愛される伝統の味です。新鮮な海の幸と、厳選された地元の野菜が織りなす絶妙なハーモニーは、一度食べたら忘れられません。
Q4.おすすめの観光スポットはどこですか?
『大島大橋』を渡る瞬間に広がる瀬戸内の絶景は、何度見ても心が打たれます。実は、そこでプロポーズした経験もあり、特別な思い出が詰まっています。緑ヶ丘図書館の2階にはテラス席があり、そこから見る夕日が美しいです。
Q5.市長の素顔の一面を教えてください。
実は、休日には釣りに出かけることが私のリフレッシュ法です。普段の行政の重責とは裏腹に、自然の中で過ごす静かな時間が大変貴重だと感じています。
Q6.山口県民の良いところを教えてください。
山口県民は実直で温かく、困難な状況にも真摯に向き合う強さがあります。そうした誠実さこそが、地域の発展を支える大きな力だと思います。
援むすび山口の中村店長の目


柳井市と花のある暮らし ~中村店長の目線~
柳井市の魅力は食や観光だけにとどまりません。市長は日々の生活の中に「花」を取り入れることの大切さを語ってくれました。
「私は、日常の中に『花』を取り入れることで、生活に彩りと温もりを加えています。例えば、会議室のテーブルや自宅の玄関先、通勤途中に季節ごとの花を飾ることで、忙しい日々にも心が和むひとときを作っています」
柳井市には「山口フラワーランド」という素晴らしい施設があり、地元の花を楽しめる環境が整っています。市長自身もここで挙式を挙げたというエピソードもあり、柳井市の花の文化が生活の中に根付いていることが伺えます。

インタビューを終えて、地産地消プロデューサーBOSSの編集後記
柳井市は、伝統と革新、自然と歴史、そして何よりも地域住民一人ひとりの情熱によって育まれる、地産地消の本場です。井原健太郎市長のお話には、地元への深い愛情と、誰もが平等に意見を交わせる自由な環境への強い信念が込められていました。
江戸時代から続く甘露醤油、栄養豊富な自然薯、釣り大会で名を馳せる鯛、そして橘香酢(キッカス)を用いた鯛寿司など、柳井市の特産品は国内外から高い評価を受け、多くのファンに支持されています。
また、学校給食での地元産米100%使用や、地域住民主体の各種啓発活動など、次世代へ受け継がれる地元愛と未来への希望が、柳井市の持続可能な発展を力強く支えています。
井原市長は、これまで多くの革新的な取り組みと地域連携を推進され、自由な発想と情熱で柳井市の発展に大きく貢献されました。誤って中央の椅子に座ってしまったハプニングや、幼少期の中華料理・台湾料理への深い想い、さらにはその場で阿武町の花田町長に電話をかけ次回の連携を打診するなど、数々の実績と温かい人柄が際立っています。
また、フラワーランドで挙式が行われたというエピソードからも、地域の花々が大切な節目に人々の心を彩る様子が伺えます。これらの素晴らしい考え方と実績は、次の選挙においても大きな支持を得ることは間違いありません。
援むすび山口とトライアングルの連携により、これからも柳井市、そして山口県全体の地産地消の魅力が全国へと広がり、地域の未来が輝かしい形で実現されることを、心より期待しております。

次回の「地産地消コラボ企画」へ向けて
最後に、次の市長インタビューのバトンを阿武町長へ。「地域をつなぐ縁結びの力で、山口県全体を元気にしていきたい」という思いを胸に、山口県の魅力を発信し続けます!
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援むすび山口&トライアングルコラボ企画「地産地消リレー 柳井市編」はトライアングル2024年12月号に掲載されています。バックナンバーのご購入も可能です。

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援むすび山口&トライアングルコラボ企画「地産地消リレー 柳井市編」
◎ インタビュー・井原健太郎 柳井市長
◎ やっぱりいいね柳井市(橘香酢・真鯛と鯛寿司・金魚ちょうちんと白壁の町並み)
◎ やまぐちフラワーランド
◎ 柳井市生活改善実行グループ 連絡協議会大畠グループ(橘香酢)
◎ ふれあいどころ437

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