おっきーが坂本町長に聞いた、和木町の「食・学び・人」と地域の循環

取材日:2026年9月25日
聞き手/おっきー(沖永優子さん)援むすび山口コンシェルジュ
取材・文・撮影/援むすび山口編集長・地産地消プロデューサー 重村光寛
援むすび山口 19市町地産地消首長リレー|和木町坂本啓三町長

山口県19市町を巡ってきた、援むすび山口「地産地消首長リレー」、その最後に訪れたのは、山口県で最も面積の小さい和木町です。今回、坂本啓三町長に話を聞いたのは、援むすび山口のコンシェルジュ“おっきー”こと沖永優子さん。

取材が始まる前、町長室でふと目に留まったのが、県産材を使った簡易テーブルでした。
「これも地産地消ですよね」そんな何気ない会話から、和木町の取材は始まりました。



地産地消と聞くと、どうしても農産物や魚、加工品など「食」を思い浮かべます。もちろん、それも大切です。でも援むすび山口がこの19市町リレーで見てきたのは、商品だけではありません。その土地で暮らす人がいて、受け継がれてきた知恵があり、食や産業、教育や福祉、観光があります。地域を知り、人を知り、その価値を次へつないでいく。和木町で坂本町長の話を聞いていると、そんな「地産地消のその先」が、少しずつ見えてきました。


① 援むすび山口地産地消インタビュー!
「和木学園って、学校なんですか?」

インタビューの最初に、おっきーが気になったのが「和木学園」という名前でした。「和木学園って、学校なんですか?」と尋ねると、坂本町長から返ってきたのは、学校の名前ではなく、町全体を一つの学園と考える取り組みだという答えでした。
和木学園の合言葉は、「みんなが生徒 みんなが先生」、町全体を一つの学び舎と捉え、子どもから高齢者まで、生涯を通じて学び合うことを目指しています。実際に資料を見せてもらうと、その言葉が単なる理念ではないことが分かります。
一年を通して土づくりから野菜の収穫まで体験する「和木学農園」があり、小瀬川ではSUPに乗って普段とは違う目線から町を見る。キジハタの稚魚を放流し、海やアサリについて学ぶ体験もあれば、地域の人に料理やパンづくりを教えてもらう講座もあります。
自然や歴史、スポーツだけではなく、企業と連携した化学実験まである。つまり、和木町では「学ぶ場所」が学校の中だけにありません。畑や川、海、工場、そして地域で暮らす人たちそのものが教材であり、先生になるのです。 小さい町だから、つながる。中でも印象に残ったのが、小瀬川で行われたSUP体験でした。
水面から町を眺めれば、小瀬川の先に瀬戸内海が広がり、その風景の中には、和木町を支えてきた臨海工業地帯もあります。自然豊かな町であり、同時に工業の町でもある。どちらか一方ではなく、自然も産業も、どちらも和木町。子どもたちが自分たちの暮らす町を実際に見て、触れて、体験する。その積み重ねが、ふるさとを知ることにつながっていくのでしょう。
おっきーの「和木学園って何ですか?」という一つの問いから見えてきたのは、和木町が教育を学校だけに任せず、町全体で人を育てようとしている姿でした。教育というより、人づくり。そして、人づくりを通した地域づくり。和木学園には、そんな考え方が流れています。

「誰か一人を挟めば、みんなつながりそうですね」


話題が子育てに移ると、和木町の「小ささ」が別の意味を持ち始めました。和木町には、こども園、小学校、中学校がそれぞれ一つずつあります。坂本町長は、自分たちの地域の人間関係を話しながら、「ずっと一緒におるんですよ」と笑います。人の顔と名前を覚えるのが得意だという町長は、自分の一、二学年上や下だけでなく、その兄弟や親戚まで分かることがあるそうです。
その話を聞いていたおっきーが、「知らない人がいても、誰か一人を挟めば、ぐるっとみんなつながりそうですね」と返すと、町長も「そういう規模感」と頷きました。 小さい町だから、つながる。この短いやり取りに、和木町の距離感がよく表れています。
もちろん、制度面での子育て支援もあります。和木こども園、和木小学校、和木中学校では給食費を無償化しており、一定の条件を満たす大学生等についても、19歳になる年度から22歳になる年度まで保険診療の自己負担部分を助成しています。でも、今回の取材で感じた「和木町で子どもを育てる良さ」は、制度だけではありませんでした。こども園の子どもたちが老人クラブの皆さんと一緒にサツマイモを植え、成長を見守り、収穫する。農園では地域の人から教わり、川や海へ出れば自然のことを体験しながら学ぶ。町がコンパクトだからこそ、世代の違う人たちが出会いやすく、子どもと地域との接点もつくりやすい。
制度で支えるだけではなく、地域で育てる。
「小さい町」という言葉は、地方では時に弱みとして語られます。でも和木町を見ていると、人と人との距離が近いことは、教育や子育てにおいて大きな強みになるのだと感じました。


毎日の給食から、自分たちの地域を知る

子育ての話から、自然と給食の話になりました。現在、和木町では老朽化した学校給食センターの建て替えに向けて整備を進めており、2026年9月時点では基本設計について協議が進められています。坂本町長がこの話をする時、まず出てきたのは、立派な建物をつくりたいという話ではありませんでした。
暑さや寒さのある中で働いてきた調理員の皆さんの環境を改善し、そのうえで子どもたちに安心・安全な給食を安定して届けたい。派手さよりも、毎日の食をきちんと支えることを大切にしていることが伝わってきました。そして和木町の給食には、「食べる」以外の役割もあります。
山口県産の牛乳をはじめ県内産の食材を取り入れ、その日の献立について校内放送で紹介する。岩国地域に伝わる郷土料理「大平」が給食に登場することもあります。大平の話になった時、おっきーも「煮物みたいな感じですか?」と興味津々。単に料理を出すだけではなく、「これはどんな料理なのか」と知るきっかけが、毎日の給食の中にあります。 小さい町だから、つながる。
さらに、和木学農園でたくさん野菜が採れた時には、その野菜が給食センターで使われることもあるそうです。自分たちの町で育てたものが、自分たちの食卓へ届く。規模は決して大きくありません。でも、それを食べた子どもたちが「これは和木で採れた野菜なんだ」と知ることには、数字では測れない意味があります。何を食べているのか。どこから来たのか。誰がつくったのか。そして、自分たちの地域にはどんな食文化が残っているのか。毎日の給食を入り口に地域を知っていくことも、食育であり、地産地消なのだと思います。

「和木町らしい食って、何ですか?」

ここで、おっきーから少し難しい質問が出ました。「和木町で、食べてほしいものって何ですか?」和木町は、大規模な農業地域ではありません。坂本町長も、昔に比べて町内の田んぼは少なくなり、米をつくる人も減ったと率直に話してくれました。町長自身、子どもの頃には親戚の田植えを手伝った経験があるそうです。 小さい町だから、つながる。そんな和木町の「食」を考えた時、一つの存在が町木のやまももです。
この点については取材後、企画総務課の名越さんから補足をいただきました。

和木町のやまももは、昔から町内に大量に自生していたものを特産化したわけではなく、町木として20~30年ほど前に四国から導入し、植栽したものだそうです。そのやまももが今ではジャムやソフトクリーム、アイスなどに加工され、「和木町の味」として少しずつ定着してきました。考えてみれば、これも面白い地域ブランドの育ち方です。昔から有名だったものを売るだけが特産品づくりではない。町が選び、植え、育ててきたものに人が手を加え、時間をかけながら「和木町らしいもの」になっていく。
また、地域で親しまれてきた混ぜご飯の「もぶり」も、今では家庭で手軽に楽しめる商品になっています。 小さい町だから、つながる。農産物の生産量が多いか少ないかだけで、地域の食の価値は決まりません。そこにどんな背景があり、誰が関わり、どんな物語とともに今へつながっているのか。援むすび山口が大切にしたいのは、商品の後ろにある、そんな「選ばれる理由」です。


「町長、蜂ヶ峯ならどう楽しめばいいですか?」

観光の話になると、坂本町長の表情が少し変わりました。おっきーが、「町長、初めて蜂ヶ峯総合公園に行くなら、何をしたらいいですか?」と聞くと、町長から次々とおすすめが出てきます。
バラの季節なら、まずバラ園へ行ってほしい。ローラーすべり台で遊び、観覧車に乗れば瀬戸内海が見える。ミニSLもある。そして、お腹が空いたらBee+へ。話を聞いているうちに、いつの間にか坂本町長自身が観光ガイドのようになっていました。 小さい町だから、つながる。でも、援むすび山口として面白いと思ったのは、その先です。公園へ遊びに来た人が、そこでやまももを使った商品を食べる。お土産を見て、「これは何だろう」と興味を持つ。そこから、「和木町ってどんな町なんだろう」と関心が広がっていく。蜂ヶ峯総合公園は、遊んで帰るだけの場所ではありません。
和木町と最初に出会う入口にもなれる場所です。
観光地を目的地で終わらせず、町の食や人、その背景へ興味をつなげていく。そこまでできれば、「観光」と「地域」はもっと近くなります。


地産地消を聞いていたら、最後は「人」の話になった

今回、6つの質問を通して一番印象に残ったことがあります。私たちは「地産地消」を聞きに来たはずでした。ところが話を聞けば聞くほど、最後に見えてきたのは「人」でした。和木学農園で農を教える人がいて、その作物を食べる子どもたちがいる。地域の料理を伝える人がいて、それを初めて知る人がいる。海について教えてくれる漁業者がいて、地域企業は長年培ってきた技術や知識を学びの場へ持ち込む。そして学んだ子どもたちは、今度は地域の一員として成長していく。和木町では、食、教育、産業、福祉、観光が、一つの大きな事業としてつながっているわけではありません。けれど、人をたどっていくと、それぞれの取り組みが少しずつ重なっています。 小さい町だから、つながる。
町にあるものを、人が使う。
人が学び、その経験が別の誰かへ渡っていく。
そして、その価値がもう一度地域へ戻ってくる。
これは和木町が行政として「地産地消」をこのように定義している、という意味ではありません。坂本町長とおっきーの会話を通して、援むすび山口が見つけた、和木町の一つの地域循環です。町が小さいから、人の顔が見える。人の顔が見えるから、声をかけやすく、つながりやすい。
「小さいからこそ、つながる。」それが今回、和木町で見つけた一つの答えでした。

②援むすび山口ぶっちゃけインタビュー!


おっきーが聞いた、坂本町長の“素顔”
ここからは少し肩の力を抜いて、町政ではなく坂本町長自身のことを聞いてみました。実は今回、いちばん笑いが起きて、話がどんどん脱線していったのが、この「ぶっちゃけインタビュー」。おっきーが一つ尋ねるたびに、町長の昔の記憶がよみがえり、気がつけば和木町の皆さんまで会話に加わっていました。普段の晩酌を聞けば、レモンチューハイにプロセスチーズ。「町長だから山口県の地酒が出てくるのかな」と思っていたこちらの予想を、いい意味で裏切る親しみやすい答えです。 小さい町だから、つながる。


そして「思い出の味は?」と聞くと、町長が懐かしそうに話してくれたのが、お母さんのつくる「はすのさんばい」でした。れんこんのシャキシャキした食感と魚の味。決まったレシピが残っているわけではなく、その時々で少しずつ味も違ったそうですが、「おふくろが作ってくれるのが美味しかった」と振り返ります。 小さい町だから、つながる。

もう一つ、学生時代のソウルフードとして出てきたのが、今はもうないお好み焼き屋さん「一万田(かずまた)」。500円もしないくらいでお腹いっぱいになったそうです。広島県との県境にある和木町だけに、お好み焼きも広島文化の影響が色濃い。そんな話から、「車で買い物に行くと、ナビが『広島県に入りました』『山口県に入りました』って何度も言うんですよ(笑)」と、県境の町ならではの話になり、一同大笑い。


さらに子どもの頃の話になると、突然出てきたのが「ろくむし」。町長も和木町の皆さんも、おっきーも「知ってる、やった!」と盛り上がる中、私たちは「……ろくむしって何?」。同じ山口県でも、知っている人と知らない人がいる。「これって東の方の遊びなんですかね?」と、今度はこちらが教えてもらう側になりました。こういう何気ない昔遊びも、地域の人にとっては当たり前。でも外から来た人には新鮮です。援むすび山口が見つけたいのは、案外こういう“地域の当たり前”なのかもしれません。
そして、この日のぶっちゃけインタビューがさらに盛り上がったのが、手話の話でした。



坂本町長は生まれつき耳が悪く、郵便局勤務時代に、耳の聞こえない方と自分からコミュニケーションを取りたいと思ったことをきっかけに手話を学び、その後、和木町役場で手話サークル「虹」の立ち上げにも関わりました。 小さい町だから、つながる。町長が自分の名前を手話で表現すると、今度はおっきーから、「私も昔、手話をやってたんですよ」という意外な一言。そして、昔覚えたという長渕剛さんの「乾杯」を、久しぶりに手話で披露してくれました。「あの頃ぶり」と言いながらも、ちゃんと覚えている。しかも上手い。坂本町長も感心して褒めるほどで、ここではもう「インタビュアーと町長」というより、手話という共通点を持つ二人の会話になっていました。町長が話してくれた、「“こんにちは”だけでも喜んでもらえる。そこからコミュニケーションが取れる」



という言葉も印象に残りました。知らないことがあれば学んでみる。学ぶことで、今まで話せなかった人とつながることができる。その話を聞きながら、最初に聞いた和木学園の「みんなが生徒 みんなが先生」という言葉が、もう一度頭に浮かびました。
振り返れば、この時間に出てきたのは、お母さんの味、学生時代のお好み焼き、子どもの頃の遊び、そして手話。どれも特別につくられた「町長のプロフィール」ではなく、坂本町長が和木町で暮らしてきた時間の中にある話ばかりです。そして、おっきーが興味を持って聞くたびに、その記憶からまた次の話が出てくる。
今回、一番笑って、一番話が広がって、そして一番“坂本町長という人”が見えたのが、このぶっちゃけインタビューでした。
③中村店長の「山口直送!トリビアな話」


北海道・恵庭市のルーツに、和木の人たちがいた!?
山口県和木町と北海道恵庭市。地図を見れば、遠く離れた二つの自治体です。ところが、その歴史をたどってみると、二つの地域を結ぶ一本の線が見えてきます。明治19年、1886年ごろ、和木・岩国地方から多くの人々が北海道へ渡りました。今回の取材資料では、68戸358人が移住したとされています。
彼らは原野を切り拓き、農地や集落をつくり、現在の恵庭市周辺の開拓へとつながっていきました。和木町も、明治期に和木村から北海道へ開拓移住した人々の歴史を、恵庭市との姉妹都市交流の背景として紹介しています。一方、故郷に残った和木町は、その後、農業や海苔の地域から、製紙、石油、石油化学を中心とした工業の町へと大きく姿を変えていきました。同じ土地をルーツに持ちながら、一方は北海道で農地を切り拓き、一方は瀬戸内で工業の町へと発展していく。長い年月、それぞれ違う道を歩んだ二つの町は、1979年7月10日に姉妹都市として再びつながります。
この話が面白いのは、単なる昔話ではないことです。
現在も子どもたちの交流が続き、取材では、和木町から恵庭市へ小中学生が訪れ、次の年には恵庭市側から和木町へ来るという交流についても話がありました。さらに、和木町の「わき愛あいフェスティバル」では、恵庭市から届いたかぼちゃやジャガイモなどが販売され、今も二つの町を「食」が結んでいます。 小さい町だから、つながる。140年ほど前、人が故郷を離れた。その人たちが新しい土地を切り拓き、そこで新しい暮らしが始まった。そして時代を越えた今、今度は子どもたちや食、文化が二つの地域を行き来している。
同じ故郷から、それぞれの未来へ。そして、ふたたびつながった。
これは単なる「へぇ~」で終わるトリビアではありません。人が人を結び、地域と地域が時代を越えて結ばれていく。まさに「援むすび」という言葉が似合う、和木町の物語でした。

編集後記|19市町を巡って、最後に見えたもの

援むすび山口の「19市町 地産地消首長リレー」は、和木町で一区切りを迎えました。
19市町を巡ってみると、同じ山口県の中でも、地域の姿は本当にさまざまでした。農業を強みにする町があれば、漁業や山の恵み、観光、産業が暮らしを支えている町もある。どこへ行っても、その土地ならではの歴史や文化、食、そして人の営みがありました。取材を重ねる中で、特に面白いと感じたのは、地域の人にとってはあまりにも身近で、わざわざ魅力だとは思っていない「当たり前」です。昔から食べてきたもの。いつも見ている風景。子どもの頃の遊び。地域の人との付き合い方。何気なく続いてきた行事や習慣。地元の人にとっては普通のことでも、外から見ると「そんな話があったんだ」と驚くことがたくさんありました。
和木町も、まさにそうでした。

小さな町だからこそ、人と人との距離が近い。和木学園では地域の人が子どもたちに知識や経験を伝え、農園で育てた野菜が給食につながり、給食から郷土料理を知る機会が生まれる。蜂ヶ峯総合公園を訪れた人は、そこで和木町の食や商品に出会っていく。一つひとつは小さな取り組みに見えても、人をたどってみると、ちゃんとつながっている。和木町で見つけた「小さいからこそ、つながる。」という言葉は、19市町を巡ってきた援むすび山口にとっても、どこか象徴的なものになりました。
そして、もう一つ。19市町を巡り終えて、改めて感じたことがあります。それは、地域の魅力を知るにも、伝えるにも、やっぱり「人」が大切だということです。だから援むすび山口では、この19市町首長リレーを編集部だけで回りませんでした。ヤスベェ応援団長、新井道子アナウンサー、そして今回の和木町では“おっきー”こと沖永優子さん。
山口県で長く活動し、地域の人たちに親しまれてきたローカルタレントの皆さんと一緒に、首長の皆さんを訪ねてきました。全国的に有名な人だからこそ届けられるものは、もちろんあります。でも、テレビやラジオ、イベントなどを通して、長い時間をかけて地域の人たちとの関係を築いてきたローカルタレントには、また違う力があります。
「いつも見ている人」「声を知っている人」「会ったことがある人」。その親しみがあるからこそ、最初から少し距離が近い。そして、その距離感が、用意された質問への答えだけではなく、その人自身の言葉や思い出まで引き出してくれることがあります。
今回の和木町でも、おっきーの「和木学園って、学校なんですか?」という素朴な疑問から話が広がり、坂本町長が和木町で育った頃のこと、お母さんの味、昔の遊び、手話を覚えたきっかけまで、さまざまな話が出てきました。ぶっちゃけインタビューでは、町長とおっきーだけではなく、周りにいた和木町の皆さんまで会話に加わり、いつの間にか取材というより、みんなで昔話をしているような時間になっていました。そこにあったのは、質問する人と答える人という関係だけではありませんでした。
相手の関心に関心を持って、話を聞く。

そうすると、その人らしさが見えてきます。そして、その人が暮らしてきた地域の温度まで見えてきます。ヤスベェ応援団長、新井道子アナ、おっきー。3人の聞き方や個性はそれぞれ違います。でも共通しているのは、地域に入り、人の話を聞き、その人の言葉を県民に近い距離で伝えてくれること。援むすび山口がローカルタレントの皆さんと19市町を巡った意味も、そこにあったのだと思います。19市町を巡って見つけたのは、特産品や観光地だけではありませんでした。その土地で暮らす人がいて、その人たちが積み重ねてきた時間があって、そこから地域の魅力が生まれている。だからこそ、援むすび山口がこれからやるべきことも、少しずつ見えてきました。
地域の価値を見つけること。
その価値を、誰かに伝えること。
そして、その間にいる人と人を結ぶこと。
19市町首長リレーは、これで一区切りです。でも、19市町を「知る」ことが終わった今、次は、そこで出会った人や地域をどうつないでいくか。援むすび山口にとって、本当の「援むすび」は、ここから始まります。
和木町より、素敵なプレゼントをいただきました!

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今回の読者プレゼントは、和木町ならではの味覚を楽しめる特産品詰め合わせセットです!
まずは、地域に伝わる郷土料理「もぶり」。
「もぶり」とは、岩国・和木・大竹地方の方言で「混ぜ合わせる」を意味する「もぶる」に由来する混ぜご飯のこと。地域の暮らしの中で受け継がれてきた、ふるさとの味です。
そして、和木町の町木「やまもも」を使ったジャム。
昭和55年に町木に制定された「やまもも」は、町民に親しまれてきた和木町のシンボル。そんなやまももの甘酸っぱい味わいを楽しめるジャムです。
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