「むすびの舞台ウラ・地産地消プロデュース術」Vol.3
商品スペックでは、人は動かない。人を動かすのは「知る→好き→逢いに行く」という物語。
まーちゃんとめぐる4つの現場。
「やまぐち援むすびまつり2025」ショート動画はこうして生まれた。



県内トップクラスのインフルエンサー、“山口県を日本一にする男” まーちゃん。
その明るさと勢いの裏にあるのは、ウラ側で見せる圧倒的な集中力と観察力です。
今回の「やまぐち援むすびまつり2025」告知ショート動画は、
地産地消プロデュースの現場でひとつずつ物語を拾い上げながら撮影しました。
4カ所の舞台ウラをまとめてレポートします。
【1】まーちゃん、長門市「道の駅センザキッチン」を全力ロケ!



最初のロケ地は、港町・仙崎の玄関口 道の駅センザキッチン。
現地に着くと、まーちゃんは一気にギアが入ります。
ひだまり食堂、蒲鉾コーナー、地魚、加工品、そして海の景色。
“長門の記憶”になりそうなものを次々と撮影。



特に盛り上がったのが、揚げたてのアジフライとの出会い。
仙崎の海を背に撮ると、本当に“海ごはん”そのもの。
最後はスタッフの皆さんとパシャリ。
長門の温度がそのまま映る、最高のスタートでした。



【2】まーちゃん、西ノ市温泉で大はしゃぎ!



湯けむりロケの熱量がスゴい。
2カ所目は 道の駅蛍街道西ノ市。
名物・蛍の湯の前で、まーちゃんのスイッチが完全にオン。


桶でお湯をすくい、
手を浸し、
湯けむりを背景にニコッとカメラへ。



“温泉の気持ちよさをどう30秒に詰め込むか”という挑戦に、
まーちゃんは全力で応えてくれました。
撮影後はスタッフさんと記念写真。
湯のあたたかさそのままの、やさしい現場。
次に撮る「おのだサンパーク」では
“手湯”バージョンを撮る伏線にもなりました。

【3】道の駅阿武町は“無角和牛”天国。
駅長・藤村さんの愛が止まらない!

3カ所目は、阿武町の宝物が集まる 道の駅阿武町。
ここに来たら外せないのが、無角和牛の「噛む噛むハンバーグ」。



売り場に入った瞬間、まーちゃんは無角和牛コーナーに一直線。
ハンバーグ、カレー、加工品──
どれも“赤身の旨味”が伝わる画作りがしやすい食材です。
そして、ここからテンションがさらに上がる。
藤村駅長が登場し、無角和牛ビールや商品の解説をしながら撮影にも協力。
駅長とまーちゃんが一緒に盛り上がる稀有なロケになりました。


合間の「萩・夏みかんサイダー」に驚いたまーちゃんの顔は、
完全に“うまっ!”の表情。
最後の集合写真には、阿武町の空気そのままの温かさが写りました。
【4】ついに最終ロケ!
おのだサンパークで掛波さんとラストスパート!



4カ所目は、今回のメイン会場 おのだサンパーク。
館内のイルミネーションを背景に、
まーちゃんのテンションは自然と最高潮へ。
まずは小野田商業開発株式会社・営業部の掛波さんと合流。
柔らかい笑顔で迎えてくださり、まーちゃんもすぐに“現場の空気”に馴染みます。
サンパークのロゴ前でキメ顔ショット、
掛波さんとのツーショット、そして全員で人差し指ポーズのラストカット。
掛波さんの「ここも撮ります?」という一言が
現場全体を“おのサンチーム”に変えてくれました。
イベントの本番へ向けて、最高の締めくくりです。

■そして改めて思う。
まーちゃんは「真剣さ」と「笑顔」の振れ幅がすごい。



表では笑顔と勢い。ウラでは驚くほどの集中力。
商品の向こう側にある
“人・土地・文化”を瞬時に読み取り、
その魅力を画として拾い上げていく。
だからこそ、
地産地消プロデューサーとして並走する私から見ても、
まーちゃんは“山口の魅力を映す装置そのもの”だと感じています。
今回の4本の動画は、
単なる告知ではなく、「山口県の物語を30秒に凝縮するプロジェクト」。
その現場は、笑いと真剣が入り混じる最高の“むすびの舞台ウラ”でした。
【地産地消プロデューサーのまとめ】
商品スペックでは、人は動かない。人を動かすのは「知る→好き→逢いに行く」という物語。
地産地消の本質は、
“どんな商品か”ではなく
“どんな物語と温度があるか”です。
私たちがやっているのは、
生産者・地域・人の“温度”を可視化し、
それを消費者の行動に変えていくプロデュース。
その流れをシンプルに整理すると、地産地消は次の6ステップで動く。
①「知る」
最初の入口は必ずここ。人は知らないものを“選ぶ”ことはできません。
生産者の顔、土地の背景、地域の歴史。まずは物語に触れてもらう。
②「気になる」
知った瞬間“ちょっと気になる”が生まれる。
「あの人がつくってるの?」「どこにあるんだろう?」この小さな興味が、行動のスイッチになる。
③「良さがわかる」
ストーリー、味、こだわり。
“なぜ価値があるのか”が腹落ちした瞬間、その商品はスペックではなく“意味”として理解される。
④「好きになる」
理解が“感情”に変わるフェーズ。
好きには段階があり、「応援したい」「また知りたい」という気持ちが育っていく。
⑤好きになると「参加したくなる」
好きになると、見る側から“参加する側”へ変わる。
イベントに足を運びたくなる。
店に行きたくなる。
SNSで紹介したくなる。
これは“共に物語をつくりたい”という行動。
⑥「実際に来る・買う」
ここでようやく行動が生まれる。
参加する、買う、現地へ行く── すべては①〜⑤が積み重なった結果。
スペックでは動かない。
物語で出会い、共感で育ち、好きで動く。
是非、まーちゃんのショート動画をTikTokやInstagramでご覧下さい!